[chapter:― キャプション ―]
1ページ目が長いと私が頂いたコメントに気付きにくいのでブランクとしてキャプションページを入れされていただきます。
本編は次のページから。
この小説には、現実離れした超巨根、大量射精、高身長、男性同士のセックス等の内容を含みます。
苦手な方はブラウザバックで。
一話目はこちら→ [[jumpuri:一話目 > https:///novel/show.php?id=13115366]]
[chapter:― 人物紹介 ―]
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[chapter:― 化かされ相子 ― (ズルいのはどっちだ)]
授業中のあのLime以降、またアイツからの連絡が丸2日“も”無い。
まぁ最後の返信はアイツで終わってるしぃ~?俺からメッセージを送ってもおかしくはないですけどぉ~?
ただ俺は前回のように動揺したりはしない。
なぜなら俺が念じればアイツから連絡が来ると知っているから!
……すでに2日間“念じ”続けてはいるがそろそろ来る気がする。
だって今日は花金だから‼(謎理論)
アイツ仕事何時に終わるんだろ。
もう5時過ぎたし仕事終わってるだろ?
俺の予定だとこの後会って金土日と出しまくって今度こそお前を負かすつもりなんだよ。
ん、待てよ。
モテ期の頃は俺がムラついたら速攻女に連絡してヤリまくってただろ。
相手の都合なんて気にしなくたって、俺がメロメロにしてやった女は喜んで飛んできた。
そうだよ、アイツだって……。
くそっ!連絡よこせよトモ……。
\t(ポロン♪)
「っ!?」
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エスパーっ!?
いやマジとことんふざけやがってコイツっ!
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いや、俺バカなの?素直に「呼んだ!」って言えばいいじゃねーか。
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ん?なんだ?
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さ、最初から素直になればいいんだよイケメン。
まぁ今回は許してやる。俺は寛容だから。
やっぱりイケメンだって俺の虜だったわけだ。
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なんだ?歯切れ悪いな。
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なんだコイツ……可愛いこと言うじゃん。
きっと俺にベタ惚れなんだなw
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え?
なんでこんなにさらっと言えるのコイツ。
いやいや、こんなのモテ期の頃に散々女に言われてきたことだろうが。
むしろなんでこんなことぐらいで動揺してるんだよ。
ま、まぁ好かれて嫌な男なんて居ないだろ?
あーあー困っちゃったなぁー、やっぱりモテは健在だったかー。
会ってヤルだけの単純な関係の方が後腐れなくていいのになー。
惜しいやつをなk――。
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なんだよ。冗談かよ。
まぁ本気になられたら面倒なだけだし……。
・
・
・
何凹んでんだ俺。
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ん?なんか俺変なこと言ったか?
つーか“ズルい”ってなんだよ!
変な冗談言うお前の方がズルいじゃねーか!
あーもーキレた。完全にキレました俺。
来たらもう二度と忘れられねーぐらい抱いてやるっ!
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はーマジイライラして勃起するわ。
アイツ来るまでまた暴発しないように抜きまくって今度こそ俺がマウント取ってやる。
…まぁ既に出てるけど。
― 化かされ相子 ― (ズルいのはどっちだ)了
[chapter:― 反撃の時 ― (童貞脱却?)]
ヤツからあと10分ほどで最寄りに到着するとの連絡があった。
駅まで迎えに行こうと思っていたが……情けないことに一歩でも動いたら暴発しそうだ。
おかげで服を着る余裕が一切ない。不覚にもガチで“全裸待機”状態だ。
ヤツと会えることがそんなに嬉しいのか?
ま、まぁ気持ちよかったことは認める。それを期待してるだけだ。他意はない。
……情けないことには変わりないが。
プラン変更やむなし。
とりあえずヤツには直接家に来てもらうことにする。
扉を開けたら直ぐに抱きしめてベロチューして抱え上げたままベッドに押し倒してヤツの服を乱暴に剥ぎ取ったら、ヤツの体にこのグロテスクな極太チンコをゴリゴリ押し付けて溺れるぐらい顔射してやって……あ、これダメなヤツだな……これ以上考えると逝っちゃうヤツ。
つか、部屋汚ぇ……片付けておけばよかっ……いやいや何恰好つけようとしてんだよ。
これじゃあ会う前にシャワー浴びたいって言ったアイツと同じじゃねーか。
そんなことを考えていると――。
(ピーンポーン♪)
インターフォンが鳴る。
すぐさま立ち上がるが、一歩でも動いたら暴発しそうだった俺の愚息は当然のように暴発を始める。
が、そんなことはもうこの際どうでもいい!
むしろこの圧倒的雄力を見せつけて今度こそヤツをビビらせてやる!
重たい砲身が歩みに合わせて左右に揺れるせいで、大量の精液がドバドバと四方八方にまき散らされる。
が、闘志に燃える俺にはそれに構うほどの余裕などない。
気にせずにノシノシと玄関へ向かう。
(ガチャッ)
「来ちゃっt!?」
扉が閉まる間もなくヤツを抱き上げ思い切りベロチュー。
俺のディープキスでお前の脳、トロけさせぇふぇぇえああぁぁ何これ気持ちいぃいいいぃぃいぃ飛ぶっ!脳飛ぶ!
ヤバイ、立ってるのがままならない程膝ガクガクする……耐えてくれ俺の膝!
なんでコイツの口の中こんな気持ちいいんだよぉ……心なしか吐息も甘い味がする。
きっとアレだ、舌に媚薬みたいなの仕込んでるなコイツ。じゃなきゃ俺がこんなディープキスごときに落とされるわけがないマジ旨いずっとしてたい何これ最高ぉ。
イカンっ!このままでは前回の二の舞!
ベッドに……っ!ガンバレ俺の脚!
やつの軽い体を片腕で支えながら、一方の手は壁を支えにガクガクと震える膝を一歩一歩前に出す。
もうすぐベッドに辿り着く……っ!
と、ベッドの[[rb:縁 > へり]]に足をぶつけてヤツもろともベッドに倒れ込む。
恰好は悪いがなんとか“押し倒す”[[rb:体 > てい]]は保たれた。
倒れた拍子に口が離れヤツの口から解放される……危なく逝き倒すところだった。
アホみたいに出てた射精がようやく衰える。
「ビックリしたぁ……既にエンジン全開だね」
「こんなの先走りみたいなもんだ。これから抱き潰してやるから覚悟しとけよ。
日曜終電までの2日半、俺から離れられると思うなよ」
「え?さすがに寝るよね?」
「寝かせねぇよ」
そう言い、ヤツのジャケットに手をかけ脱がそうとすると――。
「え?僕もその……、脱ぐ必要ある?」
「は?当たり前だろ。これからヤリまくるんだし。
それにもう俺のザー汁でグチャグチャだろ」
「そ、そうだけど……脱がせたって男だし……オッパイない上にチンコ付いてるよ?」
確かに。
普段のやり取りや顔の女らしさですっかり失念していたが、考えてみたらチンコ付いてるんだった。
服を着てりゃチッパイの女に見えなくもないが、脱がしたら嫌でもヤツの男の部分を認識することになる。
ただ……すっげー見てみたい。
俺の体やチンコがどんだけ“普通の男”と違うのか?っていう純粋な興味。
まぁこいつのチンコ見たぐらいじゃ萎えないだろ。
なんなら呆れるぐらいガチガチの“[[rb:コイツ > チンコ]]”を少し落ち着かせたいぐらいだ。
「俺の精力なめてんのか?男の裸見ただけで萎えるチンコだと思うか?」
「うんそーだねw“お漏らし”しちゃうぐらい絶倫だもんね♪」
あーキレました。俺キレました。
なんだよ、嬉しそうにニコニコしやがって。
ちょっとぐらい引けよ……“[[rb:何か > こころ]]”が持って行かれそうになるだろうが……っ。
「う、うだうだ言ってねーで脱がすぞっ!」
「あ、……うん」
引きちぎる予定だったヤツのワイシャツのボタンを一つ一つ外す。
べ、別に大事にしなきゃとか思った訳じゃない。こういうのも“[[rb:趣 > おもむき]]”があるだろ?
指が太過ぎるせいでまごつく。脱がし慣れてない童貞みたいでかっこわりぃ。
一つ、また一つとボタンを外していくたびにヤツの白く透き通った肌が露わになっていく。
上半身を脱がし切るとそこには――。
「オッパイなくてゴメンね……。」
俺の毛むくじゃらの体と違ってムダ毛一つない綺麗な肌は、俺のようなムサイ男が触ったら汚れてしまいそうな神々しさをも感じる。
そんな白い肌に浮かぶピンク色にぷくりと膨らんだ小ぶりの乳首が、見てはいけない恥部を見てしまったようで何とも艶めかしい。
腰は俺の両手で掴み切れそうなほど細い。
乱暴に扱えばすぐに壊れてしまいそうなその華奢な体に何故か圧倒される。
『何緊張してんだ俺、女の裸なんて見慣れてるじゃねーか。童貞かよ!』
・
・
・
『は?女とか草。そもそも男だろっ――』
(ゴクリッ――)
生唾を飲む音が耳に響いてハッとする。
冷静になれ、これはただの男の裸……仮に女だったとしても、ヤツの言う通り微乳どころかツルペタじゃねーか。
俺は巨乳好きのはずだろ?ツルペタ似合っててめちゃカワイイエロイ。
「あぁっ、……ン……は、激しいね」
ヤツが漏らした吐息にふと我に返る。
気付いたら思いっきり乳首を吸っていた。
はぁ~旨いなにこれチッパイ最高。
「鼻息とヒゲが当たって……くすぐったいw」
ヤツの戯言には耳を傾けず乳首を吸いながらズボンに手をかける。
「あっ、待って……まだ心の準備が……」
「フゴうるへー」
ズボンが下りないように抑えるヤツを気にせず下着ごとズルズルと下ろしていく。
さてどんな“ブツ”をぶら下げてるんだ?さすがにチンコには興奮しないと思うが――?
現れたのは10㎝程度の子供みたいな包茎チンコ。
太さも含め俺の人差し指の方がでかいかもしれない。
陰毛も薄く、殆ど目立たない。
「カワイイな……」
「それ嫌味?」
「いや、純粋に似合っててカワイイなっつー……」
「え?」
「え?」
[pixivimage:83263775-3]
は?俺 今 何言った?
あーなんだこれ心臓の音がウルセェ。
余計なことは考えるな。俺は今からコイツを性処理道具として使い倒す。それだけだ。
何とも言えない“間”が心地悪くて強引にズボンを引き剥がす。
これでお互い素っ裸だ。
“お漏らし”だとか人のこと散々バカにした割にコイツだって……ってこれ(チンコ)立ってるんだよな?
俺からしたら信じられねぇぐらい小せーけど上向いてるし芯を感じる程度には硬そうだし。
AVで見た男のチンコよりはやや小さいとはいえ……普通の男がこの程度のチンコなら俺のチンコなんか益々入るわけねーわな。ちょっと凹むわ。まぁいい。
顔を赤らめて恥ずかしそうにするヤツの細い両足首を片手で掴み上げ肩に掛ける。
太ももにできた隙間に馬鹿でかい亀頭を挿入していく。[[rb:所謂 > いわゆる]]“[[rb:素股 > すまた]]”ってやつだ。
既に俺の先走りや精液でしどどに濡れた太ももの肉圧に、ねっちりと包み込まれる感触が気持ちいい……。
それにしても脚まで女みたいにきれいなんだな……。
ムダ毛一つない白くしなやかな細い脚と、血管がゴリゴリ浮き上がった黒く極太の俺のチンコとのコントラストが、“汚しちゃいけない物”を汚しているような背徳感があってそそる。
俺のチンコの方がヤツの太ももよりも太いのは自分自身でも引いたが、それ以上に久々に味わう“俺色に染め上げられる”征服欲が俺を興奮させた。
そのままゆっくりヌルヌルと挿入していき、カリが太ももに挟まれる頃には既に亀頭の先端は顔を出していた。
ヤツの太ももが細過ぎるのか、俺の亀頭がデカすぎるのか……恐らく後者だろうが。
それでも尚肉感を求めて、持て余し過ぎた残りの砲身を奥に埋めていく。
ゴリッゴリに盛り上がった俺の裏筋の下で、ヤツの[[rb:チンコ > デカクリ]]がヒクヒクと動くのを感じる。
なんだ、ちゃんと興奮してんじゃねーか。
焦らすようにゆっくり奥まで挿入するが、そのままじゃ勃起力が高過ぎてヤツの体から離れてしまうため、ヤツの手を取りチンコを抱えさせる。
俺の勃起の強さに体ごと持ってかれそうなのを必死で抑えようと細腕でしがみつくその姿が何とも愛らしい。
俺の[[rb:濛々 > もうもう]]と茂った濃いチン毛がヤツの太もも裏に擦り付けられる頃には、チンコの先がヤツの鎖骨付近まで届き、改めて比較するとそのデカさを実感する。
よくエロ漫画で“入れたらここまで届くぞ?”的な描写を見て興奮したが、これじゃあ内蔵全スクラップする勢いでさすがに興奮できねぇ。
「……俺のチンコどうだ?こんなのが好きなのか?」
「うん、凄くデカくてカッコイイ……」
「もっと言ってくれよ」
「こんなに凄い人見たことないよ。血管も太くて、それにすごく硬くて……熱い」
あぁヤベェ素直に嬉しい。
この8年間、全否定され続けた俺のこのグロテスクな人間離れしたチンコをコイツはこんなにも愛おしそうに褒めてくれる。
ヤツの言葉一つ一つがこれまでの事を浄化していくのを感じる。
その言葉が嘘でないことは裏筋に感じるヤツの脈動するデカクリが物語っている。
「じゃあ今からコイツでもっと気持ちよくしてやるよ」
そういうと、ヤツの太ももに挟んだ極太のチンコをヤツのデカクリに押し付けるようにスライドさせる。
「あっ…///」
恥ずかしいのか快感に声を上げそうなのを堪えている。
白かった肌は首筋から顔にかけてほんのり高揚し、小さな唇からは吐息が漏れる。
くっそエロい。
「俺がただの“[[rb:お漏らし > 早漏]]”野郎じゃねぇって事、教えてやるよ――っ!」
ヤツの脚は肩に掛けたまま両手でヤツの細腰を掴み一気に腰を振る。
さっき出した精液と未だ大量に噴き出し続けている先走りのおかげでヌチャヌチャといやらしい音を立てる。
「どうだ?気持ちいいか?お?もっと聞かせろよ……お前のエロい声」
「ん……っ……はぁあっ き、気持ち ぃぃ……」
なんだ……俺、普通にセックス出来んじゃねーか。
こんなにも一人の“女”よがらせてやれてんじゃん。
「じゃあ特大な一発目、ぶちかますぞ!」
さらに腰の動きを早くしグッとせりあがるチンコを押さえつけると、ヤツの顔に向けて大量に射精する!
ドブッ!ドバババババババ!
ものの数秒で枕元は精液まみれになりヤツの綺麗な顔がみるみる汚れていく。
それでも俺の射精は止まらない。
「おら、まだまだ出るぞ!溺れないように気を付けるんだな!」
そういいながら射精を続ける最中もビタンビタンとヤツの太ももを打ち付ける。
「俺はなぁ…早漏なんじゃねぇ……絶倫過ぎるだけなんだよ!おらまだイクぞ!」
ドバババッ!ビューバババ!
・
・
・
この後約20分、俺の射精が“一旦”収まるまでずっと腰を振り続けた。
射精と射精の切れ間がほぼなかったから分からないが恐らく6~7回分は出したんじゃないかと思う。
最高に気持ちいい正常位だった。
― 反撃の時 ― (童貞脱却?) 了
[chapter:― 小休憩 ― (ベタは正義)]
ここまでは悪くない。
脱がした時にあまりにも綺麗でほんのちょっとだけ取り乱したが、今の所俺のペースだ。
次はどんな体位でしてやろうか……。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
それからもヤツの太ももに挿入したままバックやら駅弁など様々に体位を変えながら2時間が経とうとする頃、ついにヤツが声を上げた――。
「イ、イク……っ」
「あぁ、いっちまえよ。クッ!俺もすげぇの来る……っ」
ヤツの太ももを打ち付ける腰の動きもより一層激しさを増す。
そして人一倍濃く茂った陰毛を、ヤツの細い太もも裏に擦り付けるほど奥まで挿入すると――っ!
ドバババッビュー、ビュバババババ!
ヤツのデカクリもピクピクと脈動し射精をしているのを裏筋に感じる。
俺の方は2時間ほぼ出っ放しではあったがそれすら最早射精とは言えないほどのとんでもない量を吹き出した。
もう何度射精したかもわからない。
この2時間、10分程のゆるゆるとした(とはいえいつものオナニーぐらいの量)射精を続けながら腰を振っては3分程の馬鹿みたいな量の射精をする……そしてまた射精をしながら腰を振る……の繰り返しだった。
大学の空き時間や休日……[[rb:基 > もとい]]、結構溜めた時でもこんな量出しまくったのはヤツに初めて会ったあの日以来だ。
しかも、恐ろしいことに俺のチンコは未だ出したりないかの如くガッチガチにイキリ立っている。
なんなら出せば出すほどチンコが張っていき血管はよりグロテスクに浮き上がり、最大まで引き延ばされた竿の皮は焼けた鉄のように赤褐色に染まり痛いぐらい硬くなっていっている。
射精した満足感はあるもののムラムラが止まらない。
ヤツを見るとこれまでの童貞期を取り戻すかのように、どうしようもないくらいに発情してしまう。
流石に今の射精で精液を吹き出すことはなくなったが、すぐさまそれを補うようなヤバイ量の先走りが吹き出す。
出すたびに硬度を増した肉棒は、さらなる快感を欲するように脈動しベチベチと音を立てながら腹を打ち付けている。
現に、ソフトボール大の二つの玉はあれだけ射精したというのに、まるでギュルギュルと音を立てる勢いで、次の子種を猛スピードで生産しているのを感じる。
当然のように体位を変えてまた次のセックスの準備をしようとした俺をよそに、ヤツはスルリと俺の腕から抜け出しベッドから立ち上がる。
「?おい……」
「お腹空かない?」
確かに腹は減ったがチンコが治まる気が全くしない。
勃起だけなら服で隠せば何とかなりそうだが、いかんせん先走りの量がエグくて服を着てもすぐにシミを作ってしまいそうだ。
そんなオロオロする俺に何かを察したのかヤツが口を開く。
「コンビニで何か買ってくるね。シャワー借りるよ」
「俺が流してやろうか?」
「“別のシャワー”掛けられそうw」
クソッ……感がいいやつだ。
ヤツと狭い風呂でイチャイチャしながらチンコ触ってもらったらめっちゃ気持ちよさそうなのに……。
飯を買っておかなかったのは完全にミスった。
モテ期の頃は相手の家に上がり込んで女が作ってくれたが、生憎自炊をしない俺の家の冷蔵庫は空だ。
ここは素直に従うとするか。
ヤツがシャワーを浴びる音を聞きながら精液まみれになった部屋を見渡す。
我ながらよくこんな量を出せたなと呆れる。
このアパートは俺みたいな特殊体質(?)に合わせて作られているようで、床はタイル張りで所々に排水溝のような穴が開いている。
ベッドやラグは撥水性の高い布で出来ているし、毎日業者が新しいものと交換してくれるサービスまで付いている。
テレビや家電は床にはめ込み式になっていて、アクリル板をスライドさせれば蓋をすることが可能だ。
高校までは別の地域に住んでいたせいで知らなかったが、この地域にはどうやら俺のような人間が他にもそれなりにいるらしい。
だからこんな特殊な作りのアパートが存在する。
そんなことをボーっと考えているとヤツがシャワーから出てくる。
「ゴメン、着る物……あるかな?」
ヤツが着てきた服はとっくに精液まみれで着ていける状態ではない。
仕方がないから俺のTシャツとジャージを渡すが……。
「アハハ……これじゃあ“彼シャツ”どころかワンピースだね(;^ω^)」
二人の体格差を考えたら容易に想像は出来ていたが、ヤツの言う通り俺の貸したシャツはヤツを膝下まですっぽりと覆い、襟ぐりは大き過ぎて片方の肩が出ている。
ハイ出た。世の中の男がみんなこんなベタであざとい手に引っかかると思うな?
まぁ俺は……割とベタ好きだから素直に滅茶苦茶カワイイと思ったが。
こんなの着て行ってコンビニ店員が男だったら……コンビニに行くまでに変な“[[rb:輩 > やから]]”が[[rb:屯 > たむろ]]してたらどうする?
まぁヤツは男なんだし、最悪の事態が起こってもぶん殴って逃げてくるぐらいは出来るだろ……。
「んじゃ、行ってくるね」
「俺が行く」
「え?でもそんな(チンコの)状態じゃ……」
「うるせー関係ねー。早く(飯)済ませてさっさと抱き……出したいだけだ」
そう言い体や髪に着いた精液を簡単に振り払いながら玄関を開ける。
おそらく髪には落とし切れていない精液がベタベタ張り付いてると思うし、2時間ザーメンまみれの部屋にいたせいで体は悪臭を放っていると思うが関係ねぇ。
俺は今最高にムラムラしてるんだ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
コンビニから戻り一目散にトモのもとに向かうと、華奢な体を軽々持ち上げ胡坐をかいた俺の[[rb:股座 > またぐら]]に座らせる。
乱暴に手繰り寄せたローテーブルには買ってきた飯が乗っているが、そっちのけで目の前のトモの無防備な首筋に食らいつく。
「ちょ、くすぐったいよw」
盛った大型犬をなだめるような反応。
こいつにはムードというものがないのか?
キスマーク付けてやる……っ!
ところで普通の男はどれぐらいの間隔で射精できるのだろうか……。
俺が見たAVなんかでは1~2回出したら終わりだった気がするが……かといってあれが一日の限界数と考えるのは早計だ。
しかも一度に出す量は俺からしたら出してないのも同様と言えるほど微々たる量だ。
流石にあれぐらいの量しか出ないなら10回ぐらいは出してるのか?
俺は絶倫だから所謂“賢者タイム”なんて感じたことはないがトモにはあるんだろうか?
まぁ別にこいつが賢者タイムに入ろうが俺が出したきゃ相手をしてもらう訳だが。
一応聞くだけ聞くか。こいつだって気持ちいい方がイイだろうし。
「あと何回ぐらいイケるんだ?」
「え?今日はもう出ないよ?」
「は?もう出ないって……まだ1回しかイってないだろ?」
「僕は性欲強い方ではないけどオナニーも2~3日に1回すればもう十分だし」
「……ちなみに普通のやつはどれぐらいなんだ?」
「Hなら多くても2~3回出せば満足じゃない?オナニーなら1日1回ぐらいじゃない?」
なんてこった……あんなちょびっとの量を1日1回出せば満足って……俺が見たエロ漫画では腹膨れるぐらい出してたぞ?
ってことはもしかして……コイツ的にはもうH終わりって感じか?
ここでマジで寝るつもりなくヤリまくったら流石に引かれるだろうか……?
「ちなみに俺……まだ出し足りないんだけど?」
「うん、知ってるw」
「ガチで丸二日、ヤリまくるつもりなんだけど?」
「うんwでも夜は寝ていい?」
「寝てもいいけど寝てる間もお前の“穴”は借りるからな」
「うん、いいよ♪」
「……」
「あ、また出たw」
『あーなんかヤベェ……。いや、何がヤベェんだよ。』
なんか気まずくなって思わずテレビを点ける。
こいつが何でも受け入れるから……思わず流されそうになる。
ホントに俺みたいなのがいいのか?そもそもコイツはどんな男がタイプなんだ?
……ってそんなこと気にしてどうするんだよ。
コイツの理想と違う部分があったらそれに合わせてやろうとでもしてるのか?
別に付き合うわけでもねーし。関係ねーし。
「ちなみに……どんな男がタイプなんだ?」
「ん?ヨータくんみたいな人」
「茶化すなよ」
「茶化してないよ。背の高さもマッチョな体型も毛深いのも男らしい顔も絶倫すぎる精力もチンコの大きさも全部理想以上だし……」
「直して欲しいとか、もっとこうして欲しいとかないのか?」
「え~そうだなぁ……しいて言うならもう少し――」
と、TVから[[rb:喧 > やかま]]しい笑い声が響く。
「――て欲しいな」
「あ?なんつった?」
「なんでもないwヨータくんみたいな理想以上の人とこうやってHさせてもらってるだけで十分満足。これ以上なんて求めたらバチあたるw」
「……そ、そんな可愛いこと言ったってなんも出ねーぞ」
「でもこっち(精液)はいっぱい出てるw」
「///うるせー飯食ったらさっさと続きすんぞっ!」
「うん、お休みノシ」
・
・
・
この後メチャクチャHしまくった。
― 小休憩 ― (ベタは正義) 了
[chapter:― マーキング ― (俺の子を孕め)]
そして迎えた日曜の夕方。
間にちょっとした休憩は挟んだものの丸2日間、俺は宣言通り出しまくったし、トモはそれに付き合ってくれた。
が、いくら絶倫と言えど普段とは比べ物にならないぐらい出したというのに、俺のチンコは未だ一度も萎えることなく元気なままだ。
出しすぎてバカになっちまったじゃねーかと思うほどガチガチだ。
チンコを股に挟んだままトモを後ろから抱きしめるように横になり、いまだ俺はゆるゆると腰を動かしている。
しかし、トモの仕事のことを考えるとそろそろ飯を食って帰るという流れになるだろう……。
こんな華奢な体で2日間、俺の底なしの体力に振り回されたトモは、口には出さない物の流石に疲れているだろうし。
クソっ、離れたくねーな……。
「なぁ、明日仕事?」
「うん、仕事」
「サボっちゃえよ」
「なに?寂しいの?w」
「“そうだ”って言ったら居てくれるのか?」
「え……っ。ど、どうせまだ出し足りないだけでしょう?付き合ってあげたいけど無理だよ」
「……だよな」
聞き分けのないガキじゃあるまいし……これ以上食い下がるのはみっともない。
だけど……出しても出しても物足りない。
ここで別れたらまた5日間も会えないと思うと何か大事なことを忘れたような[[rb:逼迫 > ひっぱく]]感が込み上げる。
なんだろうかこの感覚は。
虚無感……というほど虚しい感じはないが、核心となる何かが不足している感じ。
トモが男だからか?いや、それはちょっと違う気がする。
抱きしめても抱きしめても……自分の体の厚みすら疎ましいと思うほど、もっとトモに近づきたい。
現にぴたりと隙間なく抱きしめているというのに。
いっそドロドロに溶けて一つになれたらいいのに、とすら思う。
でも現実では叶わないと分かっているからまた……足りない“何か”を求めて虚無に向かって精を吐き出すしかできない。
それが無駄なことだと分かっていても。
今まで経験したことのない感情に戸惑う。
モテ期の頃はこんな感情を抱いた事は無かった……。
つまり、女とトモにしてきたことで決定的な違いが何かあるはずだ。
……!
なるほど、そういうことか。
「じゃあよ、最後にやりたいことあんだけど」
「ん?なに?」
「中出ししたい」
「えっ!?でも入らないよ……?」
「俺の射精圧見ただろ」
「……苦しくなったら止めてね(;^_^A」
「いいのか!?あ、でもお前今日、大丈b……あ」
「アハハ、そうだね、子供は出来ないから大丈夫w」
今のは……なんか悪いことを言ったような気がする。
トモだって別に子供が欲しいわけでもないだろうが。
やっぱり本当に欲しくても出来ない辛さとか……ホモにはあるんだろうか。
「……じゃあ男でも孕むぐらいたっぷり出してやるから覚悟しとけよ」
「お手柔らかにw」
ベットの[[rb:縁 > へり]]に座り、トモを亀頭の上に座らせる。
本当ならそのまま入れたいところだが……残念ながら俺の亀頭はトモの小さなケツにとって、“入れる”よりも“座る”の方が違和感のないサイズ感だ。
何もしなけりゃ腹に張り付き下乳を押し上げる長さの俺のチンコは、トモが座ったことで多少しなり眼前にはトモの綺麗な乳首が見える。
チンコ一本で人一人の体重を支えられているのはトモが軽いからか、俺のチンコが硬すぎるのか……。
頑張ればキスが出来そうだ……むしろ俺のチンコが普通サイズならこの対面座位の姿勢では身長差でキスが出来なさそうなぐらいトモは小さい。
左手でヤツの薄いケツをがっしり掴み、右手でトモの顔を引き寄せる。
と、両手が塞がった俺を心配したのかトモが口を開く。
「これ……どうやってイカせればいいの?」
誇っていいのやら情けないのやら、中出し出来ると分かってから俺のチンコは既に暴発寸前で、全く刺激を与える必要がない事は俺の中で明白だった。
しかし、丸二日間出しまくった上にまだ暴発出来るなんて、誰よりも俺が一番ドン引きしている。
でもトモは……やっぱり受け入れてくれるのだろうか?
「出そう」
「え!?うん、いいよ。来て……あっ!」
そりゃ出るわ。そんなこと言われたら。
止められる訳ねーよぉ……めっちゃ出る。
トモの顔をぐっと引き寄せディープキス。
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不意な暴発にビックリしたのか肛門をキュッと閉じたせいで押され負けた精液が四方に飛び散る。
「そんな締め付け……俺には効かねーぞっ!」
「ちがっ……あぁ!」
閉ざされたアナルをこじ開けるかのように大量の精液が隙間を縫って入り込んでいく。
「あぁ……っ!熱いっ」
「まだ……まだ出るぞっ!」
徐々に力を緩めたアナルにさらに勢いを増した精液がゴブゴブと入り込んでいるのが分かる。
そうだ、その調子だ。沢山飲め!
と、トモのケツが亀頭から滑り、俺の股座に着地する。
身体が密着したことによる肉感に、堪らず華奢な体を抱きしめる。
さっきは俺のチンコがデカ過ぎるせいで抱きしめることは叶わなかったが、トモの体を抱きしめながらの射精は、挿入こそされていないもののまるで対面座位で射精出来たようで滅茶苦茶興奮する。
残りの射精が終わる2~3分の間、互いを貪るようなキス。
「ぷはっ……ハァ……ヒゲ痛いw」
「またそうやって……興奮してるのは俺だけかよ」
「エヘヘ。怒った?」
そう言ってヤツはいたずらに笑う。
胸に鈍痛が走る。
「怒った。から――っ」
「!?」
トモを持ち上げ再びベッドに押し倒す。
上から伸し掛かってまたキス……キス。
「お、重たいよ」
「俺の愛の重さだ。思い知れ」
「……」
「……」
……いや、何言ってんだ俺。愛とか……いや、今のは冗談なノリであって“お約束”だろ?
おいおいトモ、顔真っ赤じゃねーか……そんな顔すんじゃねーよ。
二人の体に挟まれた俺のチンコがビクビクと脈動し大量の先走りを漏らす。
嬉ションしてる犬じゃねーんだから……マジで恥ずい。
気まずくなって腰を振る。
ヌチャヌチャといやらしい音を立てながら相変わらず早めの射精感を迎えると、トモから一旦離れ鈴口をアナルに宛がう。
「おら、また入れるぞ!」
「えっまだ!?」
「当ったり前だろ!なんせ男を孕ませるんだからな。
ちょっとやそっとの量じゃ足りねぇーだろ」
「本当に出来たら……どうする?」
「上等だ!むしろ本当に孕ましてやる!」
ドブドブと中に入っていく大量の精液。
少しするとトモが音をあげる。
「も、もう、ちょっと苦しい」
「まだだっ!こんなんじゃ足りない!」
更に注ぎ続けるとトモの腹部がにわかに膨らみ始める。
やばいか?でもまだ……っ!もう少し……孕め!
「あぁっ!お腹……お腹が熱い……っ!」
「俺の子種、ちゃんと感じるか?」
「うん……お腹ん中全部……ヨータくんでいっぱいだよ」
そ、そんなこと言われたら抑えられねぇよ……。
しかし大量過ぎる射精にとうとうトモの腹が耐えられなくなったのか、腹圧に押し負けた精液が飛び散る。
まだ射精を続ける鈴口をアナルから外し、トモの体目掛けてぶっかける。
「これは……マーキングだ!」
ほどなくしてやっと長い射精が終わる。
流石に疲れた……肩で息をする俺にトモが膨らんだ腹を撫でながら口を開く。
「しばらくは(マーキング)消えないね……。」
「消えたらまた付ける」
「うん♪」
・
・
・
その後、二人で狭い湯船でイチャイチャしながら体中に付いた汚れを綺麗に洗い流し、飯を食って別れた。
……また5日間会えないのか。
耐えれんのか俺。
種付けしている時は感じなかった物足りなさを一人取り残された部屋で感じる。
― マーキング ― (俺の子を孕め) 了
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[chapter:―あとがき―]
2話目はいかがだったでしょうか?
少しでもいいなと思ったらお手数ですがコメント、ブクマ等していただけると判断材料になるので幸いです。
前回は一度書いた物の修正だったのでさほど時間がかからなかったものの、今回は0からだったので時間がかかってしまい申し訳ないです。
次回はこんな風になったらいいなというおおよそな流れは頭の中にイメージとしてあるものの、しこたま迷っておりますので、皆様の期待に添えられるか分かりません(;^_^A
近藤嘉徳
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もし知らない人がいたらと思ったので。
・方法1
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・方法2
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